なぜ自分の提案書が通らないんだろう
どうやったら、自分の企画書が通るのだろうと
悩んでいませんか??
本書を読むと、企画書を通すノウハウがわかります
組織を変革するのは難しいが
あなたが組織を変革する「起点」になることはできます
結論として、
1人のサラリーマンでも組織を変革する起点になるための
方法が書かれていました
読書で学んで実行してみる
何か一つでも参考になることがあるはずです
マーケティングとは「組織革命」である。
最強の経営資源は何か?それは「ヒト」
人の力を活かす組織を作るための本質
1人のサラリーマンでも組織を動かす起点になるための秘訣
社内マーケティングのフレームワーク
①組織文脈の理解
まずはゲームのルールを理解する
②目的
勝つ確率の高い戦いを設定する
③WHO
ターゲットは実は2つある
④WHAT
便益も2つそれぞれを明確にする
⑤HOW
言いたいことを相手が聞きたいように話す
人は自分の考えがあるときに、意識して訓練しないと狭い主観に囚われる
言い換えれば、自分に都合よく物事を捉えてしまうのです
決定権限のある人の目的次第で判断が試されること
審判は必ずしもフェアではない
審判も自己保存の生き物ですから、組織全体としての正しさよりも
審判個人にとっての正しさを優先する場合が多々ある
マーケティングの真髄は顧客視点(消費者視点)で考えること
【目的の設定】
・目的を意思決定者と共有できているか
・提案が通る確率の高い目的を選んでいるか
・目的の明瞭な設定とは、自分自身のメリットではなく、
意思決定者のメリットを探して選ぶ
①意思決定者が何に困っているかを調べる
②組織に色恋不文律や暗黙知から探る
③普遍的な経営のキーワードから仮定する
目的は組織活動の最上位概念で全ての戦略にとっての至上命題
会社の重要な経営資源(ヒト、モノ、カネ、情報、時間、ブランド)知財を配分する焦点を決める
戦略は「やるべきことを決めている」
本質はむしろ「やらないことを決めている」
【成功のカギはターゲット理解が9割】(WHO)
マーケティングでいうところのターゲットの設定
誰もが聞いたら会社のために正しいと思える目的で
自分の提案を武装することができれば確率高く説得することができる
自己保存の動物である人間にとっては、
組織全体に正しいことが
その当人の自己保存にとっては甚だしく都合が悪いことがよくある
・意思決定者は誰か?
・合意形成の重心になる人は誰か?
・提案を潰せる人がいるとすると誰か?
【何が相手に響くのか?】(WHAT)
公の便益、組織全体のメリット
例えば
売り上げやシェアが上がる
コストセービングになる
組織モラルが高まる など
個の便益
とりわけ相手が、上司や権力者であれば、
その提案が本人のどのような実利につながるかは重要な関心ごと
下の立場の人間が想像する以上にその領域のことよく考えてる人は多いと考えてください
【伝え方の技術】(HOW)
対人コミニュケーションの4分類
攻撃型、積極型、反応型、消極型
攻撃型と積極型をあわせてプッシュスタイル
反応型と消極型を合わせてプルスタイル
しゃべり続ける相手を止めるためには、相手の名前を連呼すること
人間は子供の時から自分の名前を最重要な音情報と認識してきましたから、
自分の名前が連呼されると脳の意識がそちらにとられて、
他のことを考え続けることができなくなるようです
まとめ
起点になる
そんな考え方もあるのか
厳しいことを経験していると
柔軟な考え方があることがわかる
やはり、読書は自分の知見を広げてくれる
シンプルに物事を考える設定は素晴らしい
誰に、どんなことを、どのように感情に響くように伝えるのか
そこまで、考え抜いて伝えるのは考えもしなかった
出来たとしても、「誰に、どんなことを伝えるのか」で
思考が停止していた
最後に一歩踏み込んで「どのように相手の感情に響くように伝えるのか」
が出来れば、企画書も通りやすくなる
悩んでいるなら、ぜひ一読してみることをおすすめします
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